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農業経済の本等をお売り頂きました。

農業経済19-2-7

農業経済関係の本をお売り頂きました。


農業史や農業経済に関するものが多いです。


農業の本は読み手を選ぶ本ですが、農業の歴史や経済などは誰しも興味のある分野だと思います。


一般的に古本屋が高額査定する本は「珍しい本だけど読み手は十分にいる」という本です。


そしてこれら農業経済の本はまさにピッタリのジャンルで、今回お売り頂いた本も面白いものが多く、がんばって査定させて頂きました。


画像の中にはTPP関連の本がいくつか混ざっています。


TPPはアメリカが離脱したくらいから拍子抜けした感があり、私も興味が薄れてきてしまいましたが(^_^;)、2018年末から正式に施行(といっていいのでしょうか)されているようです。


私の父(金属加工会社勤務)がTPPに賛成していたのに対し、義父(農家)が反対していて、それぞれ独自の見解を持っていた中で私は板挟み状態に陥っていましたが、彼らもアメリカが離脱したあたりから興味が薄れはじめ、次第に口にすることは少なくなっていました。


思えば農林水産業というのは非常に政治に関わっている分野で、それは士業などの資格職も同じだと思いますが、その理由は自由経済の理論が入ってしまうと安定した供給が難しいということでしょうが、それは当然ガチガチの自由主義経済に生きる一般企業の私の父のような人間には理解しづらい微妙な部分も出てくるのだと思います。


そして逆にそこを知り尽くしていた義父は政策によって農家の経営は大きく変わることを知っていたからこそ強く反対していたのだと思います。


私自身は古本屋で、それはTPPに影響を受けることが少ない業種ではありますが、「自由経済の理論が入ると安定した供給が難しい」という側面は痛いほど実感しているつもりです。


そしてそれが日本国内だけでなく世界規模になったらどういう話になるか…私なんかは想像することすら困難ですが(^_^;)、TPP問題はそういった話としても皆さんが興味を持った話題だったのではないかと思います。


そしてそれは当然、農業経済関係の書籍のテーマになっていると思いますし、今回お売り頂いたお品物の中にもそういった書籍が何冊も入っていました。


経済、歴史といっても様々なジャンルのそれらがあることに改めて気付かされた次第です。


この度は本をお売り頂き、ありがとうございました!

2019年2月7日 買取実績 法律、経済、社会 [RSS][XML]


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