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運営会社情報

当サイト「人文と社会の書林」は古物商取扱許可を受けた、古書組合加盟のはなひ堂が運営しています。地元である新潟では「はなひ堂」として、出張買取や持ち込みでの買取りを行っています。

会社名 はなひ堂合同会社
所在地 〒955-0055 新潟県三条市塚野目2丁目4-13
連絡先 TEL:0120-871-355/FAX:0256-47-1064
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URL

はなひ堂https://www.hanaidou.com/

人文と社会の書林https://www.tetugakukaitori.com/

代表 新井 弘文
事業内容 古本等の買取及び販売
古物商取扱許可 新潟県公安委員会許可第461170001262号
加盟団体 新潟古書組合加盟店

運営店代表よりメッセージ

代表の新井です。この度は人文と社会の書林ホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
代表の新井です。

簡単に当サイトおよび当店についてご紹介したいと思います。

販売はネットを主にしていて、たまに催事などで販売させていただくこともありますが、9割方ネットで販売しています。

スタッフは私と妻、そして妹、弟とその他スタッフ4名で、家族経営のような形で運営しています。
そのため家族経営の性というか自営業の性というか、いつも1歳の息子が事務所内を這いずり回っていたり、夏休みにもなれば妹の息子が事務所内で習字をしていたりと、本来の業務とは違ったイベント(?)も毎日起こっています(^_^;)

時には、出張買取依頼の電話がかかってきた傍らで息子が泣きお客様に「大丈夫ですか?」と心配されたりする始末ですが、色々ありながらも楽しく毎日仕事をさせて頂いています。

そんな感じで細々と運営している当店ですが、地元新潟では幅広いジャンルの本を扱っています。

開業当初は「本があれば伺う」という出張買取を専門に行っていたこともあって、気が付けば自然と幅広いジャンルの本を扱うようになっていました。

それに伴い、スタッフや組織の仕組みも幅広いジャンルの本を扱う体制へと変化してきました。

また、時の経過とともに、本の世界は奥深いもので、生涯をかけても本の世界全てを知ることは到底不可能だと実感しており、肌で感じています。

それゆえに、地元新潟で幅広いジャンルを扱っていく今のスタイルではどんな分野も極められないのではないかと思い始めてきました。

時折お客様から「おたくは何が専門なの?」と聞かれることがあります。

その言葉を推し測るに、本の世界は奥深く、全ての本に精通する店など存在せず、古本屋はそれぞれの専門を持っているのだろうとお客様が考えているから出てくる問いのようにも思えたのでした。
または、そこまで深読みでなくとも、「店のカラー」を聞かれているには違いありません。

そして幅広いジャンルの本を扱うことを得意としている私は、その返答に戸惑うことがしばしばありました。

たまに行く神田の古本市などで専門分野に特化した古本屋さんが自分の専門領域で本気の入札をしているのを見るとなんとなく焦燥感とともに神経がピンと張る緊張感を感じていたのです。

もちろん私とて本気でない入札などないのですが、その本気度が専門分野に特化した店に比べて薄いような気がして・・・、漁に例えるならば私が浅瀬で幅広くやっているのに対して専門店は深海で素潜りしているような、何か別の種類の漁がおこなわれているような気がしていたのです。

繰り返しになりますが、当店は様々なジャンルの本に対応できるように組織の体制を変化させてきました。

それは専門的であるよりも総合的であることを目的としてきたと言い換えることもできます。

なので当店はそもそも深海へ潜るような専門性に特化した方向へ向かう必要はないのかもしれません。

ですが7年もやっているといつしか「おたくは何が専門なの?」という問いがとても気になるようになってきたのでした。

私自身は思想や海外文学なんかが好きで、専門的に進んでいくならばその方面の本を集めたい、そんなふうに考えておりました。

そこで、長年の思いが積もってきたこともあり、新たな挑戦として専門性も持ちつつ、総合的であろうとしてきた自店の強みも活かすことができないかと本サイト「人文と社会の書林」を立ち上げることに至ったという訳です。

それは深海へ潜っていくのではなく、むしろ浅瀬でも深海でもないところでの試みかもしれません。

その結果、コレクション性の高いもの、例えば近代文学の初版本や著名本などのようなものには弱いということになるかもしれません。。

ですが入門書のようなものから専門書まで、その幅広い分野には強みを発揮できると考えております。

要するに、専門的な本を集めてきたお客様と、専門性は浅くても多くの書籍をお持ちのお客様にも対応できる、そんな雑本売りの力強さを持ちあわせた古本屋としての方向性で進んでみたいと思っています。

なにかぼんやりとした内容でわかりにくく、大変申し訳ありません。

ですが今「おたくは何が専門なの?」とお客様に問われたら、専門性もありながら総合性も持ち合わせた曖昧な形で強みのある古本屋ですと答えたいと思っています。

どうぞ、当サイト人文と社会の書林をよろしくお願い申し上げます。

2018年5月1日 [RSS][XML]


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